今日も雨。牛乳がなくなったのでコンビニに買いに行きたいのだが。

昼頃、わずかな雨の止み間ができたのでさっそく買いに出かけた。

途中の公園の真ん中あたりで白い犬が座っているのを目撃した。下は濡れているのに。
飼い主がここに繋いだままどこかに行ったのだろうか。

コンビニで買い物をして帰る途中、公園を見るとさっきの白い犬はいない。
また、雨が降り出してきた。
良かった。飼い主が連れて帰ったんだな。

と思ったのも束の間だった。

私の前を歩いていた若い女性が困った表情で私の方を見た。
「どうかしたんですか?」という表情を返すと、
「この犬、迷子みたいなんです。」と彼女。
見るとさっきの白い犬だ。彼女の傘の陰に隠れて見えなかったのだ。

困ったなー。と、正直思った。迷子の犬をどうしろと?家に連れて帰るわけにもいかないし。
雨もひどくなってきたのでできれば早く帰りたかった。

でも、若い彼女は犬を放ってはおけないみたいだ。
「この辺で犬を飼っている人知りませんか?」と彼女。
「私も飼っているけど、この犬は見たことないですね。」と私。

そうこうしているうちにその犬が歩き出して公園の隣の家の門の前に座った。雨宿りか?

彼女は「この家の犬かもしれないので聞いてみましょうか?」と言う。
私は「そうですね。」と言うしかなかった。

ドアベルを鳴らすと、幸い家人は在宅していた。
出てきた婦人に彼女が「この犬こちらの犬じゃないですか?」と尋ねると、「あ、そうです。どこ行ってたの?まあ、すみませんね。」
少し犬を責めているような口調だ。

なあんだ。この家の犬だったんだ。でも何故この雨の中公園にいたんだろう?
それにしても、彼女が聞いてみようと言わなかったらこの犬はまだ濡れたままだったんだ。

深く反省した。